技術評論社のサイトで「エンジニアに捧げる起業幻想」というタイトルでエンジニアの起業について連載しています。
今回の記事は連載の第4回目。
「第1回 昨今の起業ブームについて」の中で筆者は以下のように述べています。
起業に関する情報があふれているのは、「情報を流通させる立場からすれば起業は良いネタ」になるからだと。
なぜ,本来は手段であるはずの起業というものが,目的となってしまっているのでしょうか。
いくつかの要因があるとは思いますが,その中で大きなものの1つが,「起業についての情報発信や情報流通が多い」ということが挙げられます。先のブログにも書いたように,なんとなく「起業はカッコいい」というような変な思い込みがあるために,起業して成功した事例というのは,情報を流通させる立場からすれば良いネタになります。
起業して成功に導いた本人はそう思っていなくても,周りの評論家やニュースメディアが見つければそれを放っておきません。また,会社に勤務している人のストーリーが脚光を浴びることはほとんどありませんが,起業ストーリーというのは耳目を集めやすいため,記事やネタとしてもよく扱われます。その結果として「起業」に注目が集まるのです。
世の中には、フランチャイズなどの起業しようとする中高年の財布をターゲットにしたビジネスがたくさんあります。
自分が起業する目的をはっきりさせ、世の中にあふれている情報や、起業しようとする中高年を狙うビジネスに惑わされないようにすることが必要だと思います。
その意味でこの連載は読んでおくとよいかと思います。
株式会社を設立すること
起業する場合,フリーランスの個人事業主とかはさておき,普通は株式会社を設立します。これは「株式会社という仕組みが仕事というか事業を進める上で都合が良い点が多い」ためです。都合が良い点としては,
資金の調達
所有と経営の分離
法整備
各種取引の利便性
などがあります。
言い換えると,これらのメリットが不要であれば,株式会社である必要はないということでもあります。
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